「喉を閉めちゃうんです…」という相談、実はとても多い話
〜“喉を閉める”と“声帯を閉める”は全く別物〜
こんにちは!
こーたです(´∀`)
レッスンをしていると、本当によく言われます。
「歌うと喉を閉めちゃうんです…」
で、ここでまず確認したいことがあります。
★★ “喉を閉める” と “声帯を閉める” は、
似ているようで 全く別物 です。★★
この2つがごっちゃになっている人、
実はめちゃくちゃ多いです。
紐解いていきましょう。
〜まず「喉を閉める」とは?〜
一般的に「喉を閉める」と言われている状態は、
- 咽頭が狭くなる
- 首・顎・舌根に力が入る
- 声の通り道が物理的に潰れる
こういう状態のことを指します。
この状態になると、
✔ 声が苦しい
✔ 高音が詰まる
✔ すぐ疲れる
✔ 喉が痛くなる
…いいこと、ひとつもありません。
これは 完全にNGな“閉め方” です。
〜じゃあ「声帯を閉める」とは?〜
一方で「声帯を閉める」というのは、
発声において“必要な動き” です。
声帯がしっかり閉じないと、
- 声がスカスカ
- 息漏れが多い
- 音程が不安定
- 声量が出ない
という状態になります。
つまり、
声帯閉鎖=悪
ではありません。
むしろ、
適切な声帯閉鎖がないと、いい声は出ません。
〜問題は「閉める場所」と「閉め方」〜
混乱が起きる理由はここ。
喉(咽頭)を閉める
= 声の通り道を潰す → NG
声帯を閉める
= 音を作るための必要な動き → OK
この2つを同じ「閉める」で考えてしまうから、
「閉めちゃダメ!」
「いや、閉めないと声が出ない!」
という矛盾が生まれます。
正解は、
★★ 声帯は閉める。
喉(通り道)は開ける。★★
これです。
〜なぜ喉を閉めてしまうのか?〜
多い原因はこの辺👇
- 息が足りない
- 呼吸が浅い
- 高音で不安になる
- 声を大きくしようとして押す
- 身体が固まっている
特に多いのが
「息が足りないのを、喉の力で補おうとする」 パターン。
これは無意識にやってしまいがちです。
〜改善の方向性〜
喉を閉めないために必要なのは、
- 呼吸を安定させる
- 共鳴腔(咽頭・口腔・鼻腔)を確保する
- 声帯閉鎖は“力まず自然に”
- 身体(特に下半身)を安定させる
「喉をどうにかしよう」とするより、
喉が勝手に楽になる環境を作る
これが一番の近道です。
〜まとめ〜
「喉を閉める」と「声帯を閉める」は別物。
- 喉を閉める → NG
- 声帯を閉める → OK(むしろ必要)
この違いを理解するだけで、
発声の悩みは一気に整理されます。
